佐藤健二 著
生活の日常を読み解くことからつむぎ出された柳田国男の歴史研究は、戦後の人文・社会科学のなかで数多くの誤読にさらされてきた。著者は歴史社会学の視点から、その学知と方法の復権に挑む。テクスクの意外な生態を精緻に押さえ、この思想家の実践に孕まれていた希望をさぐり、「複数の柳田国男」の可能性を提示するなかで「民俗学」の再生を展望する。
「BOOKデータベース」より
[目次]
情報を取得できませんでした。
件が連想されています
ページトップへ