「楽聖」ベートーヴェンの誕生 : 近代国家がもとめた音楽

西原稔 著

なぜベートーヴェンは、「楽聖」とまで呼ばれるようになったのか。ベートーヴェンの音楽そのものが「偉大」であったから、だけだろうか。本書はこの問に、19世紀後半から20世紀にかけて近代国家建設を急いだ日本、ドイツ、フランスの政治、社会、文化の状況に即して答えようとする。国家主義や民族主義、教養主義やロマン主義、さらには社会運動といった、「近代化のエートス」が生み出した様々な思潮が複雑に絡み合い、行政、教育、演奏、文学、社会運動といった場所で、ベートーヴェンは次第に「楽聖」へと祭り上げられていく。ベートーヴェンを頂点とする「西洋音楽史」という歴史叙述が、どのようなモメントによって生まれたのかを、豊富な資料と新鮮な視点から解明した音楽社会学の労作。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 日本の近代化とベートーヴェン受容(日本の近代化とベートーヴェン
  • 洋楽黎明期におけるベートーヴェン演奏)
  • 第2部 近代ヨーロッパとベートーヴェン(近代国家とベートーヴェン
  • 絶対性の希求とベートーヴェンの理想)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 「楽聖」ベートーヴェンの誕生 : 近代国家がもとめた音楽
著作者等 西原 稔
書名ヨミ ガクセイ ベートーヴェン ノ タンジョウ : キンダイ コッカ ガ モトメタ オンガク
書名別名 Gakusei betoven no tanjo
シリーズ名 平凡社選書 206
出版元 平凡社
刊行年月 2000.6
ページ数 391p
大きさ 20cm
ISBN 4582842062
NCID BA47114969
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全国書誌番号
20094666
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言語 日本語
出版国 日本
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