失われた日本の景観

浅見和彦, 川村晃生 著

古来、日本の国土は「まほろばの国」と呼ばれ、美しい景観に包まれていた。しかし、高度経済成長期以降、いつのまにかコンクリートによって国土は固められ、美から醜へと変わっていった。日本の景観破壊はいつまで続くのか。いつになったら、われわれは景観の重要性に気付くのだろうか。それともこのまま社会は進み続けるのだろうか。そんな状況への警鐘の書。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章(五重塔はなぜ美しいのか)
  • 第1章 海浜(親不知、子不知-消えた北陸道の難所
  • 九十九里浜-ヘッドランドに侵蝕される砂浜 ほか)
  • 第2章 山野(鬼泪山-伝説の山が消える
  • 伊豆半島-知られざる巨大風車による受難 ほか)
  • 第3章 湖沼と川(寒霞渓-ダムに壊される渓谷美
  • 琵琶湖岸-開発に泣く古典のふるさと ほか)
  • 第4章 都市(平城京-朱雀門・大極殿復原の問題点
  • 新宿御苑-高層ビルの景観破壊 ほか)
  • 第5章 生活(雀-お宿はどこに?
  • ナラ枯れ-山のミドリが消えていく ほか)
  • 終章(対談「景観はなぜ損なわれたか」
  • 神を畏れぬ人々 ほか)

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この本の情報

書名 失われた日本の景観
著作者等 川村 晃生
浅見 和彦
書名ヨミ ウシナワレタ ニホン ノ ケイカン : マホロバ ノ クニ ノ シュウエン
書名別名 「まほろばの国」の終焉
出版元 緑風
刊行年月 2015.1
ページ数 221p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-8461-1501-2
NCID BB18025771
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全国書誌番号
22529366
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言語 日本語
出版国 日本
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