物と心

大森荘蔵 著

著者は現象の背後に実在を想定する二元論の仮構を否定する。そして自らが見て触れて感じている現実世界にどっしりと足をつけ、それを超越しているかのごときものをどう捉えたらよいのか問い進めてゆく。独自の哲学「立ち現われ一元論」のエッセンスが詰まった、大森哲学の神髄ともいえる名著。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 物と心(科学の地形、と哲学
  • 科学の罠
  • 痛みと私
  • 無心の言葉
  • ロボットと意識)
  • 2 物と言(ことだま論-言葉と「もの‐ごと」
  • 記号?意味?
  • 宇宙風景の「もの‐ごと」)
  • 3 比喩の想像(三つの比喩
  • 虚想の公認を求めて
  • ナンセンス その詩と真実-キャロルとヴィトゲンシュタイン)
  • 4 論理と世界(論理と世界
  • 時の迷路
  • 帰納と確率-命賭け)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 物と心
著作者等 大森 荘蔵
書名ヨミ モノ ト ココロ
シリーズ名 ちくま学芸文庫 オ7-3
出版元 筑摩書房
刊行年月 2015.1
ページ数 472p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-480-09643-2
NCID BB17661369
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全国書誌番号
22556639
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言語 日本語
出版国 日本
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