公共圏に挑戦する宗教

ユルゲン・ハーバーマス, チャールズ・テイラー, ジュディス・バトラー, コーネル・ウェスト [著] ; エドゥアルド・メンディエッタ, ジョナサン・ヴァンアントワーペン 編 ; 箱田徹, 金城美幸 訳

近代化とともに宗教は力を失っていくだろうという大方の予想に反し、宗教人口は世界中で増大し、社会に大きな影響力を持つようになっている。ポスト世俗化社会といわれる今日、多様な宗教的背景を持った人々とどのように共存し、ともに社会を形作っていけばよいのか。その模索は、宗教的要素を削ぎ落として構想された近代的公共圏とデモクラシーを再検討することでもある。現代を代表する四人の知性による、白熱の議論。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 公共圏における宗教の力
  • 「政治的なもの」-政治神学のあいまいな遺産の合理的意味
  • なぜ世俗主義を根本的に再定義すべきなのか
  • 対談 ハーバーマス×テイラー
  • ユダヤ教はシオニズムなのか?
  • 預言宗教と資本主義文明の未来
  • 対談 バトラー×ウェスト
  • 総括討議 ハーバーマス×テイラー×バトラー×ウェスト
  • 後記-宗教に備わる多くの力
  • 付論 ハーバーマスへのインタビュー ポスト世俗化世界社会とは?-ポスト世俗意識と多文化型世界社会の哲学的意義について

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 公共圏に挑戦する宗教
著作者等 Butler, Judith
Calhoun, Craig J
Habermas, Jürgen
Mendieta, Eduardo
Taylor, Charles
VanAntwerpen, Jonathan
West, Cornel
箱田 徹
金城 美幸
Calhoun Craig
Habermas J¨urgen
ウェスト コーネル
カルフーン クレイグ
テイラー チャールズ
バトラー ジュディス
メンディエッタ エドゥアルド
ヴァンアントワーペン ジョナサン
ハーバーマス ユルゲン
書名ヨミ コウキョウケン ニ チョウセン スル シュウキョウ : ポスト セゾクカ ジダイ ニ オケル キョウセイ ノ タメ ニ
書名別名 THE POWER OF RELIGION IN THE PUBLIC SPHERE

ポスト世俗化時代における共棲のために
出版元 岩波書店
刊行年月 2014.11
ページ数 209,3p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-00-022938-8
NCID BB17287739
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
22513007
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本

掲載作品

著作名 著作者名
なぜ世俗主義を根本的に再定義すべきなのか チャールズ・テイラー, 金城 美幸
ハーバーマス×テイラー クレイグ・カルフーン 司会, チャールズ・テイラー, ユルゲン・ハーバーマス, 箱田 徹
ハーバーマス×テイラー×バトラー×ウェスト クレイグ・カルフーン 司会, ジュディス・バトラー ほか, チャールズ・テイラー, ユルゲン・ハーバーマス, 箱田 徹
バトラー×ウェスト E・メンディエッタ 司会, コーネル・ウェスト, ジュディス・バトラー, 箱田 徹
ポスト世俗化世界社会とは? E・メンディエッタ, ユルゲン・ハーバーマス, 箱田 徹
ユダヤ教はシオニズムなのか? ジュディス・バトラー, 金城 美幸
宗教に備わる多くの力 クレイグ・カルフーン, 金城 美幸
政治的なもの ユルゲン・ハーバーマス, 金城 美幸
預言宗教と資本主義文明の未来 コーネル・ウェスト, 箱田 徹
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