大東亜戦争肯定論

林房雄 著

戦争を賛美する危険な暴論か?敗戦恐怖症を克服する叡智の書か?幕末から終戦までを「東亜百年戦争」として捉えた視点は、歴史の連続性という重要な見方を示唆しながら、禍々しい光を放ってやまない。「中央公論」誌上発表から五十有余年、当時の論壇を震撼させた「禁断の論考」の真価を現在に問う!

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 東亜百年戦争-約一世紀つづいた「一つの長い戦争」
  • 薩英戦争と馬関戦争-予想を越えた日本の抵抗力
  • 明治維新と英仏謀略戦-坂本竜馬スパイ説
  • 征韓論-抑えられた出撃論
  • 武装せる天皇制-未解決の宿題
  • 日清戦争と三国干渉-「日本の悲壮な運命」
  • 日露戦争の推進者-日本の「右翼」の源流
  • 右翼とファッシズム-日本にはファッシズムはなかった
  • ホーマー・リー氏の日米必戦論-日米戦争開始期についての一つの傍証
  • 朝鮮併合-ナショナリズムには牙がある
  • 条約改正-日本は五十六年間不平等条約の下に苦しんだ
  • 昭和動乱の思想的背景-大川周明と北一輝
  • 満州事変の序曲-張作霖爆殺事件
  • 内政派と外政派-外政派の爆発としての柳条溝謀略
  • 日中戦争への発展-「東亜連盟」の理想と現実
  • 昭和維新-間にあわなかった「敵前作業」
  • 大東亜戦争開戦-破れて悔いなき戦争
  • ナショナリズムには牙がある-ネールの警告
  • 日本・アジア・世界-未来へのかすかな見通し

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 大東亜戦争肯定論
著作者等 林 房雄
書名ヨミ ダイトウア センソウ コウテイロン
シリーズ名 中公文庫 は68-1
出版元 中央公論新社
刊行年月 2014.11
ページ数 509p
大きさ 16cm
ISBN 978-4-12-206040-1
NCID BB17503095
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全国書誌番号
22510060
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言語 日本語
出版国 日本
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