「ゆとり」批判はどうつくられたのか

佐藤博志, 岡本智周 著

学力低下論から若者批判にまで発展した「ゆとり」言説は、いつ、どのように広まったのか。団塊・新人類・ロスジェネなど、数ある世代論とは何がどう違うのか。「ゆとり教育」と呼ばれる学習指導要領は、何をめざしたのか-。教育と社会のホントの話。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 朝日新聞にみる「ゆとり」言説の変遷(二〇一二年版PISAの報じられ方
  • 八〇年代からの「ゆとり」言説 ほか)
  • 第2章 「ゆとり」批判の政治性(ラベルを上書きする試み
  • 世代論の虚しさ ほか)
  • 座談 「ゆとり世代」と勝手に呼ばれてしまった当事者たちのちょっと真剣な議論
  • 第3章 教育施策のコンセプトを読む(そもそも「ゆとり教育」って、なに?
  • 新学力観という原石-主体的思考・判断・表現の尊重 ほか)
  • 第4章 「ゆとり教育」の正体(九八年改訂学習指導要領の特徴
  • 九八年改訂学習指導要領が「ゆとり教育」と呼ばれたとき ほか)
  • 対談 「ゆとり」批判とは何だったのか、その先に何が見えてきたのか-世代の葛藤をぬけて共生社会へ

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 「ゆとり」批判はどうつくられたのか
著作者等 佐藤 博志
岡本 智周
書名ヨミ ユトリ ヒハン ワ ドウ ツクラレタ ノカ : セダイロン オ トキホグス
書名別名 世代論を解きほぐす
出版元 太郎次郎社エディタス
刊行年月 2014.10
ページ数 189p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-8118-0778-2
NCID BB17017698
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全国書誌番号
22486372
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言語 日本語
出版国 日本
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