ヒトがだすウンコ、オシッコ、オナラにゲロ、みんな意味があるのです。動物のきたないものもそうなのです。人間の側から見て「きたない」と思われている動物の生態にも意味があるのです。本書にはそのことがやさしく、しかも科学的に正確に書かれています。この絵本は子どもたちに、一見きたないもの、不要と思われる「どうぶつのきたないもの」への好奇心を抱かせ、その疑問を自分自身で解決するプロセスへ子どもたちを導いてくれるものです。このことが、わたしたちの知的能力の養成や知的活動において、大切であることをこの本は教えてくれているのです。
「BOOKデータベース」より