寺内町の研究  第1巻

峰岸純夫, 脇田修 監修 ; 大澤研一, 仁木宏 編

寺内町については、早く歴史地理学の立場から研究がなされ、太平洋戦争後は地域経済の中心都市として問題にされてきたが、近年は、宗教史はもちろん経済史・社会史・地域史・都市史・建築史などの各分野から注目されている。さらに最近では発掘調査にともなう考古学の成果もあって、まさに学際的な関心が寄せられている。本書は、このような研究動向をふまえ、現時点における寺内町研究の達成を全三巻にまとめ、今後の研究の進展に寄与しようとしたものである。第一巻「戦国社会と寺内町」は寺内町の成立と展開を戦国社会の中に位置づけた。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 寺内町という"場"(蓮如の道-寺内町の形成と展開
  • 一向一揆の政治理念-「仏法領」について)
  • 2 寺内町の諸形態(中世末寺内町の発達
  • 寺内町の性格 ほか)
  • 3 一向一揆と寺内町(一向一揆
  • 幾内寺内町と一向一揆-戦国末期の摂河両国を中心として ほか)
  • 4 寺内町民と寺院(寺内町富田林の成立と構造
  • 幾内寺内町の形成と展開について ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 寺内町の研究
著作者等 仁木 宏
八木 雅夫
前川 要
土屋 敦夫
堀 新
増井 正哉
大澤 研一
峰岸 純夫
水本 邦彦
濱崎 一志
牧野 信之助
脇田 修
藤岡 謙二郎
藤木 久志
西川 幸治
金井 年
鍛代 敏雄
黒田 俊雄
水田 義一
大沢 研一
書名ヨミ ジナイチョウ ノ ケンキュウ
巻冊次 第1巻
出版元 法藏館
刊行年月 1998.10
ページ数 534p
大きさ 22cm
ISBN 483187518X
NCID BA38435393
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
99058304
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本

掲載作品

この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想