本書は、会社型投資信託を中心に、投信法の解説を試みたものであるが、金融市場におけるファンドの意義、この分野で先行している米国の状況、ならびに米国版の投信法とでもいうべき米国の「投資会社法」との比較も試みた。また、ファンドの組成から、投資業務の開始、最終的な精算処理に至るファンドのライフサイクルに沿って理解できるようにした。また、ファンドの育成には、これを管理し、運用する専門家である投資顧問が重要な役割を演ずる。そこで、最後では、投資顧問業法についても、簡単な解説を加えた。
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