平将門  中巻

海音寺潮五郎 著

最初の合戦で将門は大勝を得た。すなわち源家の三兄弟を討ち取り、伯父国香をたおした。京にいて、この消息に接した貞盛は暗い心で坂東へ帰国する。将門と貞盛は怨みを越えていったんは和解する。承平六年七月、下野境での合戦は三たび将門勢の大勝に終わり、平氏一門の連合軍は潰走する。その後、朝廷の裁きを受けるために将門は上洛する。京で、悲境に落ちた貴子姫にも逢う。朝廷の裁きは赦免となり将門は坂東へ帰る。火雷天神の分霊を捧げ、貴子姫を伴って…。四たび、五たび、関東の曠野に戦いが始まる。病を得た将門は二度の戦いに敗れ、妻妾は敵の虜となるが、承平七年九月の復讐戦に完勝し、雪辱をとげる。貞盛は京へ上ろうとする。田原藤太の注進でこのことを知った将門は、信州千曲川まで貞盛を追う。九死に一生を得た貞盛は千曲の急流をわたって敗走する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • ひと本桜 / 9
  • 朧月夜の客 / 17
  • 逝く春 / 26
  • 辺境の掟 / 36
  • 墾田 / 46
  • 夜明けの星 / 59
  • 川曲の戦 / 69
  • 若い妻 / 77
  • 一門の統制 / 85
  • 矢を折る / 100
  • 衆寡 / 109
  • 菊花のおくり / 125
  • 思わぬ人 / 138
  • 春の雲 / 170
  • 虹立つ野 / 188
  • 負けぐせ / 213
  • 紅翠砕く / 237
  • 夫恋い鳥 / 249
  • 雁渡る / 273
  • 神憑り / 280
  • 火を噴く山 / 296
  • 夜襲 / 310
  • 芹田に死す / 323
  • 残雪 / 341

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 平将門
著作者等 海音寺 潮五郎
書名ヨミ タイラ ノ マサカド
巻冊次 中巻
出版元 弥生書房
刊行年月 1960
版表示 新装版
ページ数 361p
大きさ 23cm
ISBN 4841507183
NCID BA41194670
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全国書誌番号
60011365
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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