河合純枝 著
波瀾に富んだ20世紀の歴史舞台の主役だったドイツの首都ベルリン。このまちを知ることは20世紀を知ることに他ならない。しかし、明確でない現在像をつかむためには、まず過去を知る必要がある。そして、その見えない過去を現在にいたるまで保ちつづけているのが、ベルリンでは「地下」ということになる。地下は、その構築者たちが消え、地上の建物がなくなったあとも、今なお暗闇の中で存在しつづけている。もしベルリンに継続というものがあるとしたら、それはただ一つ「地下」である。
「BOOKデータベース」より
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