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厭世詩人レオパルディ研究
堤虎男 著
[目次]
- 目次
- 第一編 幽邃のレカナーティ
- 第一章 橄欖の森 / 3
- 幽邃のレカナーティ。誕生
- 死の意識。母の詩人に与えた暗影
- 第二章 憂鬱の霊魂 / 16
- 近親の愛。憂鬱の影。文学への傾心
- 病魔の芽生え。詩作「死に近づく歌」
- 第三章 若き日の悩み / 36
- カッシとの邂逅。初恋の破綻
- フアットリーニとの悲恋。永遠の女性への憧憬
- 第四章 新しき生への憧憬 / 50
- 愛国主義。ジョルダーニとの交遊。雙親の冷情
- 父との確執。故郷に対する嫌惡。異郷への憧憬
- 遁走の企図。眼病の苦痛。詩作「月にささぐ」
- 第五章 永遠の都羅馬へ / 70
- 異郷の喜び。アンジエロ・マイとの会逅
- 郷愁。失望。帰省
- 第六章 訓諭的小品集 / 77
- 第七章 厭世思想の発展 / 97
- 相剋の苦悩。虚無。宗敎に対する否定
- 理性の光。死の肯定。人類愛の思想
- 第二編 漂泊の旅
- 第一章 ボローニヤの春 / 113
- 覇旅の不安。ボローニヤの知遇。
- マルベッツイ夫人との愛。恋の破綻。
- マリアンナとの親交。トンマシーニ家の友情
- 第二章 アルノ河畔の逍遥 / 132
- 芸術の都フイレンツエ。険悪なる病魔の芽生え
- 死の渇望。ピサに遁る。ピサの逍遙。身心の甦生
- 追憶。詩作。死の病魔。帰省
- 第三章 レカナーティの秋 / 140
- 故山の秋の逍遙。詩作「おもいで」
- 就職と遊学の絶望。トンマシニー家の真情
- ふるさと嫌悪の魂。コレッタの友情。家人と最後の別離
- 第四章 空しき幻影 / 165
- トスカナの愛の苦悶。霊魂の狂濤
- 蠱惑の懊悩。羅馬に遁る
- ラニエリとの交友。病魔と経済上の苦痛
- 死を浄土としての願い。詩作「愛と死」
- 第五章 病める魂 / 183
- ナポリの晩年。ラニエリ兄妹の友愛。病める魂
- 破れゆく肉体を待つ死。追憶。詩作「金雀枝」
- 第六章 魂の故郷 / 199
- 病魔の苦痛。死の慈光。臨終。ラニエリの真情
- 第七章 散文 / 207
- 第三編 レオパルディの分析とその反響
- 第一章 作品の傾向と魂の分析 / 215
- 第二章 世界に於けるその反響 / 226
- 第四編 補輯「死に近づく讃歌」の研究
- 第一章 「死に近づく讃歌」の発生について / 241
- 第二章 作品の内容上の矛盾 / 248
- 第三章 「死に近づく讃歌」の第五節 / 252
- 編輯後記
- 第一章 「レオパルディ硏究」のその後の反響について / 262
- 第二章 著者の近況について / 273
「国立国会図書館デジタルコレクション」より
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書名 |
厭世詩人レオパルディ研究 |
著作者等 |
堤 虎男
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書名ヨミ |
エンセイ シジン レオパルディ ケンキュウ |
出版元 |
散文堂書店 |
刊行年月 |
1965 3版 |
ページ数 |
276p 図版 |
大きさ |
19cm |
全国書誌番号
|
65005101
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言語 |
日本語 |
出版国 |
日本 |
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