デカメロン : 十日物語  第2

ボッカチオ 著 ; 野上素一 訳

[目次]

  • 目次
  • 二日目 デカメロンの初日は終り、二日目が始まる。この日は、フィロメーナの主宰の下に『人がさまざまのことで苦しめられた後、希望した以上に喜ばしい結末を得る』という題目で話される。 / 9
  • 第一話 マルテルリーノは麻痺患者と僞って、サント・アリーゴの死體の上に乘ってそれに觸り、全治したように見せかけたが、その僞りを發見されて、毆打された上、牢獄に入れられ、絞殺されそうな危險に瀕したけれども、最後にやっと危難を免れる。 / 10
  • 第二話 リナルド・ダスティは追剝に遭って、カステル・グイリエルモに辿りつき、或る寡婦の家に泊り、身に受けた損害を償われて、無事に身を全うして家へ戾りつく。 / 19
  • 第三話 三人の靑年が自分たちの財產を濫費して窮乏に陷る。彼等の甥は鄕國に歸る路すがら一人の修道士に逢い、それが實はイギリス國王の息女であったことを發見するが、彼女は彼を夫にし、彼の伯父たちにその損害を取戾してやり、再び彼等を裕福にする。 / 30
  • 第四話 ランドルフォ・ルッフォロは貧乏して海賊になり、ジェノヴァ人に捕えられたが、航海中難船し、高價な寶石の一ぱい詰まった箱にしがみついて難を遁れ、グルフォで或る女に發見され、富裕になって家に歸る。 / 44
  • 第五話 ペルージャのアンドレウッチョは馬買いにナポリに行き、一晩に三つの危難に遭ってどれからも遁れ、ルビー一個を持って家に歸る。 / 53
  • 第六話 マドンナ・ベリトーラは二人の息子を失い、或る島で二匹の仔鹿と共に住んでいるところを發見され、ルニジャーナへ行く。其處で息子の一人は彼女の領主に仕え、領主の息女と通じて牢に入れられる。その時、チチリア島民はカロル王に叛逆したが、息子は母親に發見され、領主の息子と結婚し、弟もまた發見され、兄弟とも再び高い地位に戾る。 / 74
  • 第七話 バビロニアのソルダーノ(皇帝)はガルボの王に娶わせようと自分の息女を送る。彼女は四年間諸所に於いてさまざまの危難に遭い、九人の男の手から手へ轉轉して、最後に處女として父親の手に歸り、所期の如くガルボの王の許へ妃として送られる。 / 96
  • 第八話 アングェルサ伯爵は寃罪で追放され、二人の子供を英國に別別に殘すが、人知れず歸って見ると、彼等は幸福な境遇にあるのを發見し、自分は廐の馬丁としてフランス王の軍に加わる。その後寃罪であったことがわかり、昔の地位に戾る。 / 129
  • 第九話 ジェノヴァのベルナボはアンブロジュオロに欺されて財產を失い、罪なき自分の妻を殺害することを命じる。彼女は危難を遁れ、男裝してソルダーノ(皇帝)に仕えるが、詐欺をした男を發見し、ベルナボをアレッサンドリアに來させ、その地で詐欺した男は罰せられる。彼女は再び女裝に戾り、夫と共に富裕になってジェノヴァに還る。 / 154
  • 第十話 パガニーノ・ダ・モナコがメッセール・リッチャルド・ダ・キンツィカの妻を奪う。リッチャルドは彼女の所在を知り、其處へ行き、パガニーノの友となり、妻の返還を賴む。彼は彼女が歸るのを欲するのなら返還しようと云うが、彼女は夫の許に歸るを欲せず、やがてメッセール・リッチャルドが死ぬに及んで、パガニーノの妻となる。 / 174
  • 略註 / 191

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 デカメロン : 十日物語
著作者等 Boccaccio, Giovanni
野上 素一
ボッカチオ
書名ヨミ デカメロン : トオカ モノガタリ
書名別名 Dekameron
シリーズ名 岩波文庫
巻冊次 第2
出版元 岩波書店
刊行年月 1960
ページ数 199p
大きさ 15cm
全国書誌番号
60013136
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言語 日本語
出版国 日本
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