イタリアン・セオリー

岡田温司 著

イタリアの思想は伝統的に、国民国家という枠組みに縛られてこなかった。あらゆる局面で国民国家の枠組みが弱体化しつつある現在、その思想がアクチュアリティを帯びてくるのは必然的といえよう。「生政治」の思考を突きつめたこと、神学の「世俗化」を積極的に議論の俎上に載せたこと、「否定の思考」に実践的に取り組んでいること。この三つ巴こそがイタリアン・セオリーの最大の特徴にほかならない。アガンベン、ネグリ、カッチャーリ、エスポジト、タフーリらの思考が描く生きて脈打つ軌跡を辿る。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 「死政治」から「非政治」へ-イタリアにおける「生政治」の展開
  • 第2章 ナポリ発、全人類へ-ロベルト・エスポジトの思想圏
  • 第3章 カテーコン-神学と政治の閾
  • 第4章 翻訳の「神学」と人類学
  • 第5章 聖フランチェスコの亡霊
  • 第6章 カッチャーリとモダニズムの「天使」たち-『必要なる天使』に寄せて
  • 第7章 建築の堕天使-マンフレード・タフーリと批評
  • 第8章 デリダを読むアガンベン、アガンベンを読むデリダ
  • 第9章 新たなる方法序説-アガンベン『事物のしるし』に寄せて
  • 第10章 ネグリ+アート

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 イタリアン・セオリー
著作者等 岡田 温司
書名ヨミ イタリアン セオリー
シリーズ名 中公叢書
出版元 中央公論新社
刊行年月 2014.2
ページ数 269p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-12-004591-2
NCID BB14971982
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全国書誌番号
22393039
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言語 日本語
出版国 日本
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