徳島の盆踊り : モラエスの日本随想記

W.de モラエス 著 ; 岡村多希子 訳

本書は、モラエスが終の栖と定めた徳島から祖国ポルトガルの新聞に連載した記事をまとめたもので、一市井人の眼で捉えた大正初期の日本人の生活と死生観が讃嘆をもって語られる。殊に死者を迎える祭り「盆」への憧憬は、孤愁の異邦人に愛しい死者との再会を夢想させる。吉井勇が「日本を恋ぬ悲しきまでに」と詠じたモラエスの「日本」が、現代の日本人の心奥に埋没した魂の響を呼び起こしてくれる。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 随筆文学について
  • 徳島考
  • 身辺雑記
  • 死をめぐる日本の文化
  • 死についての考察
  • 徳島日記
  • ベント・カルケージャへの手紙

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 徳島の盆踊り : モラエスの日本随想記
著作者等 Moraes, Wenceslau de
岡村 多希子
モラエス W.de
書名ヨミ トクシマ ノ ボンオドリ : モラエス ノ ニホン ズイソウキ
書名別名 O"Bon-odori"em Tokushima
シリーズ名 講談社学術文庫
出版元 講談社
刊行年月 1998.1
ページ数 290p
大きさ 15cm
ISBN 4061593129
NCID BA34106516
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全国書誌番号
98069916
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言語 日本語
原文言語 ポルトガル語
出版国 日本
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