彼岸過迄

夏目漱石 著

大学を出たが職のあてのない敬太郎は友人須永の叔父、田口を頼る。「探偵」の仕事を請け負った彼はある人物の尾行を命じられる。その男、松本は田口の義弟で、須永と同様、高等遊民の暮らしをほしいままにしていた。都会の知識階級の自我をめぐる苦悩を、漱石自身に重ね合わせながら丹念に描き出す。生死の境を彷徨った「修善寺の大患」後の作品で、亡き娘、ひな子と親友、池辺三山の霊に捧げられた。

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 彼岸過迄
著作者等 夏目 漱石
小林 勝
書名ヨミ ヒガンスギ マデ
シリーズ名 集英社文庫 な19-9
出版元 集英社
刊行年月 2014.2
ページ数 421p
大きさ 16cm
ISBN 978-4-08-752057-6
NCID BB15209133
BA71404535
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全国書誌番号
22365605
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言語 日本語
出版国 日本
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