|
地代論
ロドベルトス 著 ; 山口正吾 訳
[目次]
- 目次
- 譯者序文 / p3
- 略傳その他 / p6
- 凡例 / p8
- 開題 / p15
- キルヒマンと私との論點
- リカアドーの地代論の特質
- 鑛業地代ならびに農業地代に關するリカアドー學說の差違
- キルヒマンの貧窮化說の原則
- リカアドー學說に對する一般的非難
- 本論 / p38
- 國家經濟、農業、歷史ならびに続計からのリカアドー學說の論駁
- (一) リカアドー學說の國家經濟的批評 / p40
- 正しい賃子論を導くための一般的諸原則
- 賃子一般の諸原則
- 賃子の原則に關する從來の學說の差違
- 私の賃子一般の誘導
- 賃子の經濟的理由
- 賃子の法律原則
- 勞働の生產性ならびに土地および資本所有からの賃子の誘導
- 賃子の地代と資本利得への分割
- 土地ならびに資本所有が分たれていない狀態の解明
- 古代においては土地ならびに資本所有が分離されておらなかった
- 土地ならびに資本所有の分離した國民經濟的狀態の解明
- 地代の特殊的原則
- 企業利得、利子および借地料の解明
- 利子ならびに借地料の法律的基礎づけ
- バスチアの利子學説
- 利率
- 土地の價値
- 借地料、利子ならびに利得は生產物の價値を昂騰せしめはしない
- 賃子諸部分の高さの規定理由
- だから、地代は資本利得のそれとは別のもう一つの理由からも騰貴することができる
- 利牽と借地料の高さの諸原因
- 土地の價値の騰貴のさまざまな理由
- 二國民を例にとり地代と土地の價値との騰貴のさまざまな原因の解明
- ヨーロッパにおける賃子の割合は、いかに發展してきたか
- 生產性の同時的相違による賃子の諸原則の變形
- 土地および資本所有の諸作用の回顧
- あり得べきひとつの誤解の拒絕
- 建設された賃子論の特質の總括
- 從來の國民經濟學的體系の解明
- 特にリカアドー學說の解明
- キルヒマンの非難に對する論駁
- (二) 農業もまたリカアドー學說に反對する / p210
- 農業もまたリカアドー學說に反對する
- 農業の發展に關するリカアドーの考えの誤り
- 最も開けた國々において新たに耕作された土地が已に古くから耕作されていた土地よりも收穫のより多いことは今日でもなおしばしばある
- 比較的後の農業投資が、もつと不生產的になるというわけでもない
- 劣等の土地から地代を得るためには生產物價格が騰貴せねばならぬ、というのは誤りである
- (三) 最初は單に資本利得が生ずるのみでいかなる地代も生ぜぬということは歷史的にも誤っている / p260
- (四) 人口の增加とともに穀物が高價にならぬことの統計的證明 / p264
- 毅物價格は斷えず人口とともに騰貴してきたわけではない
- 貨幣價格の騰貴が起ってきれところではそれは銀の價値下落から說明せらるべきものである
- また同じ時をとってみてもより高い穀物價格がいつでもより大きい國民密度と結びついているわけではない
- より大きい國民密度がより高い價格と同時に起るところでは農耕の不生產性がもっと大きいということ以外の理由が存在する
- より大きい人口密度とより高い地代との間の關聯はリカアドーの體系のために何物をも證明しない
- デモクラティッシェ・ブレッタアにおいて提出せられた質問に答えて / p305
- 結び / p313
- 訂正に當って / p317
「国立国会図書館デジタルコレクション」より
|

この本を:
|

件が連想されています

|