星野一正 著
患者の自己決定権が確立されていない日本では、アメリカ社会で生まれ確立された「インフォームド・コンセント」という法的概念を、そのままの形で導入するのは到底無理なことである。しかし、患者の権利を守ることが大切なことは言うまでもない。本書では、我が国における生命倫理学の第一人者が、アメリカ式インフォームド・コンセントの良い点を尊重しながら、歴史的な背景をふまえて「日本に馴染むインフォームド・コンセント」を具体的に提言する。
「BOOKデータベース」より
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