国際原子力ムラ

日本科学者会議 編

なぜ、これほど原子力に拘るのか?!その解は、政・官・財・学者の共同体-国際原子力ムラの形成の歴史と実態分析から明らかになる。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 アメリカの核開発と放射線人体影響研究-マンハッタン計画・アメリカ原子力委員会・ABCC(残留放射線を否定したアメリカ政府
  • ABCCの発足 ほか)
  • 第2章 国際原子力ムラ-その成立の歴史と放射線防護の実態(放射線を取り扱う者は病に冒され、放射線防護組織をつくる
  • 危機の教訓とその限界-希望というイデオロギーと歴史の重み ほか)
  • 第3章 チェルノブイリの犯罪-フクシマにとっての一つのモデル(チェルノブイリでの犯罪的行為
  • バンダジェフスキー教授の医学的研究 ほか)
  • 第4章 チェルノブイリの健康被害-ニューヨーク科学アカデミーが核関連組織のえせ科学に対する解毒剤を出版(はじめての解毒剤ではないが、社会的に高く「評価される」解毒剤
  • 原子力は民主主義と独立系科学とは相容れない ほか)
  • 第5章 がんリスクは10ミリシーベルトでも有意に増加(チェルノブイリ-原爆被ばく者データよりもはるかにがん死リスクが大きい
  • チェルノブイリ事故後のがんの発生率は、原爆データの数倍だった-Malko博士の研究 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 国際原子力ムラ
著作者等 日本科学者会議
JSA
書名ヨミ コクサイ ゲンシリョク ムラ : ソノ ケイセイ ノ レキシ ト ジッタイ
書名別名 その形成の歴史と実態
出版元 合同
刊行年月 2014.1
ページ数 140p
大きさ 21cm
ISBN 978-4-7726-1140-4
NCID BB14476917
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全国書誌番号
22355954
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本

掲載作品

著作名 著作者名
がんリスクは10ミリシーベルトでも有意に増加 松崎道幸
アメリカの核開発と放射線人体影響研究 高橋博子
チェルノブイリの健康被害 アリソン・ロザモンド・カッツ, 牟田おりえ
チェルノブイリの犯罪 ウラディミール・チェルトコフ, コリン・コバヤシ
国際原子力ムラ イヴ・ルノワール, 藤本智子
国際原子力ムラ小史 中須賀徳行
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