人喰いの民俗学

礫川全次 編著

モースは1877年、大森貝塚を発掘し、そこに食人の痕跡を発見した。この「衝撃」はその後の日本の人類学・考古学・歴史学の方向を決定した。ある者はモースの「発見」を否定し、ある者は「例外的」事例として黙殺した。そして大多数の者は、縄文人を「日本人」に非ざる「先住民族」と位置づけたのである。人喰いの遺制とは?人肉食の迷信とは?犯罪とは?食人の「文化」とは?人喰い・人肉食に関する民俗事象・民族心意を通して人間存在の実相・本質に迫る資料集。

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 人喰いの民俗学
著作者等 礫川 全次
書名ヨミ ヒトクイ ノ ミンゾクガク
シリーズ名 歴史民俗学資料叢書 2
出版元 批評社
刊行年月 1997.1
ページ数 349p
大きさ 22cm
ISBN 4826502249
NCID BN16144275
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全国書誌番号
97053139
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言語 日本語
出版国 日本
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