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神の残した黒い穴を見つめて : アメリカ文学を読み解く : 須山静夫先生追悼論集
松本昇, 大﨑ふみ子, 行方均, 高橋明子 編
[目次]
- 第1部 アメリカ南部をめぐって(窒息させる「時間」-バートルビーとジョー・クリスマスを繋ぐ
- 語りの匠・巧みな語り-フォークナー『アブサロム、アブサロム!』
- 南北戦争からヴェトナム戦争へ-フォークナーとオブライエンにおけるカタルシスなき敗北の系譜
- 見えるものから見えざるものへ-フラナリー・オコナーの世界
- 『サフィーラと奴隷娘』論-死、語り、支配 ほか)
- 第2部 神・聖書・人としての生き方をめぐって(「魔の群島、エンカンタダス」の寡婦を取り巻く「闇の力」
- 沈黙の金言-ハーマン・メルヴィルの「書記バートルビー」を中心に
- 『クラレル』の普遍性
- 天国への階段-マーク・トウェイン晩年の動物観・宗教観・宇宙観
- 聖女ジャンヌ・ダルクに託されたトウェインの宗教観 ほか)
「BOOKデータベース」より
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