僕の島は戦場だった : 封印された沖縄戦の記憶

佐野眞一 著

両親を、きょうだいを、目の前で失った。戦後を、ひとりで生き抜いた。だが、沖縄はあの頃と何も変わっていない。オスプレイ、米軍基地、集団レイプ…60余年の沈黙を破って、あの夏の童たちが、だれにも語りたくなかった"戦争"を語り始めた。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 「援護法」という欺瞞(靖国問題と戦争孤児
  • 沖縄戦の心象風景
  • 犠牲者が戦闘参加者に
  • 軍用地料と遺族年金
  • ヤマントチュの怒り
  • 対馬丸事件の生存者
  • 六五年ぶりの慰霊祭
  • 沖縄と天皇の複雑な関係)
  • 第2章 孤児たちの沖縄戦(難航した孤児たちへの取材
  • 「集団自決」で家族を失う
  • いまも弟を捜して
  • 祖母の腕を斬り落とす
  • いまそこにある沖縄戦の傷跡
  • 水だと思って飲んだ血
  • 晩発性PTSD)
  • 第3章 「幽歴は私の友だち」(『沖縄戦新聞』の衝撃
  • 「母親に手をかけ号泣」
  • 「戦艦大和撃沈
  • 「お前たち人間か」
  • 和平工作より「国体護持」を優先
  • 伯母と二人で三八年間
  • 創価学会員になった戦争孤児
  • 頭に包帯を巻いた少女の消息
  • 孤児の世話をした元「ひめゆり」
  • 子どもたちは夜になるとしくしく泣いた
  • 足手まといの兵隊は殺す)
  • 第4章 那覇市長の怒り(神から選ばれし子どもたち
  • ウルトラマンとニライカナイ
  • 沖縄戦と心の傷
  • 十キロ爆弾を担いで敵戦車に体当たり
  • 戦争の爪痕と世代間伝達
  • 沖縄県対米請求権事業協会とは
  • 「オールジャパン」対「オール沖縄」
  • 祖父も叔母も沖縄戦で死んだ
  • 沖縄は日本の植民地か?)
  • 第5章 「集団自決」の真実(「集団自決」の島
  • 生き残った少年
  • 出生地は尖閣諸島
  • 「母は号泣していました」:息もできない話
  • 太陽の子
  • 逝きし世の面影)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 僕の島は戦場だった : 封印された沖縄戦の記憶
著作者等 佐野 真一
佐野 眞一
書名ヨミ ボク ノ シマ ワ センジョウ ダッタ : フウイン サレタ オキナワセン ノ キオク
出版元 集英社インターナショナル : 集英社
刊行年月 2013.5
ページ数 318p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-7976-7246-6
NCID BB12720201
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全国書誌番号
22251811
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言語 日本語
出版国 日本
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