レクィエムの歴史 : 死と音楽との対話

井上太郎 著

有限の存在である人間は、神の領域をどのように音楽で思い描いてきたか-。カトリックの死者のためのミサ曲として生まれ、時代の死生観を鏡のように映し出しながら、死の意味を問い、魂の救済を祈り続けてきた音楽、レクィエム。中世ヨーロッパから現代日本まで、代表的な一三〇曲余りを取り上げ、一千年に及ぶその歴史を初めて網羅的に描いた画期的名著。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • グレゴリオ聖歌とレクィエム
  • 「死を想え」の世紀に
  • ルネサンスとレクィエム
  • バロック的レクィエムの諸相
  • 劇的レクィエムの出現
  • 革命と葬送の構図
  • ロマン主義における死の位相
  • 十九世紀末フランスのレクィエム
  • 多様化する「死への想念」
  • 二十世紀のレクィエム
  • 日本人とレクィエム

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 レクィエムの歴史 : 死と音楽との対話
著作者等 井上 太郎
書名ヨミ レクィエム ノ レキシ : シ ト オンガク トノ タイワ
シリーズ名 河出文庫 い30-1
出版元 河出書房新社
刊行年月 2013.4
ページ数 402p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-309-41211-5
NCID BB12346524
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全国書誌番号
22232565
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言語 日本語
出版国 日本
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