田中眞澄 著
事前検閲という形で、映画も国家統制された時代に小津はどう向き合ったのか。敗戦による社会の激変は、彼の作品をいかに変えることになったか。下巻では戦中から戦後への社会の変転の中で、『晩春』『麦秋』『東京物語』などの名作群が誕生していく過程を、斬新な視角から捉えている。代表作の解説だけに留まることなく、巨匠の実像を時代とともに精緻に描きぬいた渾身の一冊。
「BOOKデータベース」より
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