直訴と王権 : 朝鮮・日本の「一君万民」思想史

原武史 著

佐倉宗吾以来、日本の「直訴」は命を賭ける非常手段だった。隣国、朝鮮の王たちは、城を出て各地を巡り、生活の不安や不満を王に訴える、文字も知らない奴婢たちの声をじかに受け止めた。これこそ儒教の徳の体現、と王たちは考えた。王政復古の過程で確立された日本固有の「一君万民」思想-「君主」と「民」の一本軸の関係は、儒教の継承者・朝鮮王朝にこそ見いだされる。「一君万民」思想の変遷を、一八世紀の李氏朝鮮の時代から、抗日期まで描く。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • はじめに 「一君万民」とは何か
  • 1 一八世紀の朝鮮と日本(その前史と背景
  • 英祖の政治
  • 正祖の時代
  • 同時代の日本-幕藩体制下の閉塞状況)
  • 2 一九世紀の朝鮮と日本(「民乱」の一九世紀
  • 正祖を継ぐ思想家たち
  • 同時代の日本-明治天皇の巡幸と行幸)
  • 3 大韓帝国と日本(抗日のエネルギーへ)
  • おわりに-「一君万民」の行方

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 直訴と王権 : 朝鮮・日本の「一君万民」思想史
著作者等 原 武史
書名ヨミ ジキソ ト オウケン
書名別名 Jikiso to oken
出版元 朝日新聞社
刊行年月 1996.4
ページ数 238p
大きさ 20cm
ISBN 4022569549
NCID BN14341989
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全国書誌番号
96052874
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言語 日本語
出版国 日本
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