善の研究

西田幾多郎 著

真の実在とは何か、善とは何か、いかに生きるべきか、真の宗教心とは-。主観と客観が分かたれる前の「純粋経験」を手がかりに、人間存在に関する根本の問いを考え抜いた西田幾多郎(一八七〇‐一九四五)。東洋の伝統を踏まえ、西洋的思考の枠組そのものを問題にした本書は、百年後の今日まで日本の哲学の座標軸であり続ける。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1編 純粋経験(純粋経験
  • 思惟
  • 意志
  • 知的直観)
  • 第2編 実在(考究の出立点
  • 意識現象が唯一の実在である
  • 実在の真景
  • 真実在は常に同一の形式を有って居る
  • 真実在の根本的方式
  • 唯一実在
  • 実在の分化発展
  • 自然
  • 精神
  • 実在としての神)
  • 第3編 善(行為
  • 意志の自由
  • 価値的研究
  • 倫理学の諸説
  • 善(活動説)
  • 人格的善
  • 善行為の動機(善の形式)
  • 善行為の動機(善の内容)
  • 完全なる善行)
  • 第4編 宗教(宗教的要求
  • 宗教の本質
  • 神と世界
  • 知と愛)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 善の研究
著作者等 西田 幾多郎
書名ヨミ ゼン ノ ケンキュウ
シリーズ名 ワイド版岩波文庫
出版元 岩波書店
刊行年月 2012.10
版表示 改版.
ページ数 372p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-00-007355-4
NCID BA49717874
BB05916757
BB10778947
BN11177142
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
22171054
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本

掲載作品

著作名 著作者名
善の研究 西田 幾多郎
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想