JAMJAM日記

殿山泰司 著

天衣無縫な文章で死後いっそう読者を鼓舞する俳優が、ジャズとミステリと映画に溺れる日々を活写する。撮影の合い間にダシール・ハメット、チャールズ・ミンガスの演奏に「サンキュー」と叫び、『ロッキー・ホラー・ショー』を見て、日本じゃできねえ映画だとうなる。役者としては宮下順子の上で腹上死し、『愛のコリーダ』で乞食役。70年代が猥雑さと活力に満ちてよみがえる。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • JAMJAM日記 1975・11月〜12月(ニッポン社会から脱獄したい
  • 人生はやりきれないほど面白い)
  • JAMJAM日記 1976・1月〜12月(オレもまた「火宅の人」なのだ
  • 女のいる場所はどこでもみんなおそろしい ほか)
  • JAMJAM日記 1977・1月〜3月(六区は人がワンサカいて昔の日のようだった
  • 一所ケン命芝居のケイコをやりました
  • 万年床でJAZZを聴きMYSTERYを読み…)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 JAMJAM日記
著作者等 殿山 泰司
書名ヨミ ジャム ジャム ニッキ
シリーズ名 ちくま文庫
出版元 筑摩書房
刊行年月 1996.2
ページ数 245p
大きさ 15cm
ISBN 4480031553
NCID BN14463454
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全国書誌番号
96049548
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言語 日本語
出版国 日本
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