契丹「遼」と10〜12世紀の東部ユーラシア

荒川 慎太郎;澤本 光弘;高井 康典行;渡辺 健哉【編】

唐やウイグルの衰退後、10世紀初頭に建国された草原の王朝「契丹」。果たしてその実態はいかなるものであったのか-近年の石刻資料・出土資料の整備、文字資料解読の進歩により、飛躍的に進展しつつある契丹「遼」研究の到達点を示し、国際関係、社会・文化、新出資料、そして後代への影響という四本の柱から契丹「遼」の世界史上の位置づけを多角的に解明する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 契丹「遼」とその国際関係(十〜十二世紀における契丹の興亡とユーラシア東方の国際情勢
  • 世界史の中で契丹「遼」史をいかに位置づけるか-いくつかの可能性 ほか)
  • 2 契丹「遼」の社会・文化(遼帝国の出版文化と東アジア
  • 草海の仏教王国-石刻・仏塔文物に見る契丹の仏教 ほか)
  • 3 契丹研究の新展開-近年の新出資料から(最新の研究からわかる契丹文字の姿
  • 中国新出の契丹文字史料 ほか)
  • 4 その後の契丹「遼」(遼の"漢人"遺民のその後
  • 明代小説にみえる契丹-楊家将演義から ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 契丹「遼」と10〜12世紀の東部ユーラシア
著作者等 澤本 光弘
荒川 慎太郎
渡辺 健哉
高井 康典行
書名ヨミ キッタンリョウトジュウカラジュウニセイキノトウブユーラシア
シリーズ名 アジア遊学 160
出版元 勉誠出版
刊行年月 2013.1.10
ページ数 287p
大きさ 21cm(A5)
ISBN 978-4-585-22626-0
NCID BB11202154
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言語 日本語
出版国 日本
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