岩坂泰信 著
中国奥地から飛来してくる黄砂が、大気汚染の原因となる化学物質をもたらすと言われてきたが、カビや細菌も運んでくることがわかってきた。数千キロメートル彼方から偏西風で運ばれる黄砂は、水分とミネラルを含み、長距離を移動する微生物にとっては、格好の乗り物だったのである。敦煌の上空と日本の上空、3000メートルを越える北アルプスの山々で、黄砂と一緒に運ばれる微生物たちの研究が、いま始まった。
「BOOKデータベース」より
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