空飛ぶ納豆菌 : 黄砂に乗る微生物たち

岩坂泰信 著

中国奥地から飛来してくる黄砂が、大気汚染の原因となる化学物質をもたらすと言われてきたが、カビや細菌も運んでくることがわかってきた。数千キロメートル彼方から偏西風で運ばれる黄砂は、水分とミネラルを含み、長距離を移動する微生物にとっては、格好の乗り物だったのである。敦煌の上空と日本の上空、3000メートルを越える北アルプスの山々で、黄砂と一緒に運ばれる微生物たちの研究が、いま始まった。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 地球の大気とエアロゾル
  • 第2章 いまどきの黄砂研究
  • 第3章 くっついていた二つの粒子
  • 第4章 北極圏、チベット、タクラマカン砂漠へ
  • 第5章 空飛ぶ微生物探査、能登半島
  • 第6章 見えないものへの恐怖
  • 第7章 空飛ぶ納豆菌
  • 第8章 バチルスという名の菌

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 空飛ぶ納豆菌 : 黄砂に乗る微生物たち
著作者等 岩坂 泰信
書名ヨミ ソラトブ ナットウキン : コウサ ニ ノル ビセイブツタチ
シリーズ名 PHPサイエンス・ワールド新書 062
出版元 PHP研究所
刊行年月 2012.12
ページ数 206p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-569-80926-7
NCID BB11029195
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全国書誌番号
22177579
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言語 日本語
出版国 日本
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