島田一男 著
監察医として長年やってきた俺だが、ここのところ熱海と相性が悪い。いや、いいというべきか。熱海へ行く度殺人事件が発生し、熱海署では死神博士、閻魔先生と呼ばれる始末。だが、俺がきた以上、迷宮入りにはさせない。今度の事件は、伊豆山・身代わり不動の梅の木に、全裸の首吊り死体が発見された。被害者は熱海の事業家の、愛人の娘。しかも偽装縊死らしい。俺は死体の声なき声を聞き始めた。長篇推理。
「BOOKデータベース」より
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