塔島ひろみ 著
「無意味」とは、こんなにも美しいものなのか。「尾行」は歪んだ恋愛である。尾行隊隊長・塔島ひろみは、標的を執拗に追いかける。しかし、激しく追いかければ追いかけるほど、標的は尾行隊を無視し、恐れ、逃げまどう。塔島隊長と標的の間に張られた運命の赤い糸はほつれ、よじれ、そして最後にはプツリと断ち切られてしまう。永遠に成就しない、予定された片思い、『ドキュメント・ザ・尾行』は壮大な恋愛叙事詩なのである。
「BOOKデータベース」より
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