本書は、大きく三つのパートに分けられる。前半では疼痛や疼痛の治療、および患者対応について、基本的な知識が記載してある。本論になる後半は、臨床の現場でよく見られる各種の疼痛疾患、あるいは患者に対して、どのように治療、対応していくかを、具体的に記載してある。さらに終わりに付録として、疼痛の治療に必要な薬品および疼痛治療で使用される用語について、簡潔に記載してある。この本は出来るだけ平易な言葉を使い、また図、表を多くし、特にイラストには力を入れて、読者に内容が理解しやすいようにしてある。また臨床の現場で困った時には、すぐに調べられるように配慮した。
「BOOKデータベース」より