医学は何ができるか

ルイス・トマス 著 ; 石館康平, 中野恭子 訳

ニューヨークの町医者の家に生まれ、医学を志したトマス青年。彼の前には、1930年代の生物学や免疫学の成果をふまえた、あたらしい医学の可能性が洋々と広がっていた。死の病が、新開発の抗生物質で完治する。インターン時代、この革命的なできごとを目のあたりにし、彼はさまざまな研究に没頭する。だが「患者あっての医師」という態度は崩れない。それは、往診に駆けまわる父と、看護婦だった母の姿から学んだのだ-。臨床の現場と病理学の研究室を軽やかに行き来した著者が、生命と病気をめぐる興味ぶかいエピソードをまじえながら、自らの歩みを振り返る。「いちばん若い科学」である西洋医学の20世紀史。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • わが町フラッシング
  • 父は町医者
  • 医学が科学になるまえ
  • 病気は治せる
  • インターンに休日はない
  • 医者のしごと
  • 私は看護婦の味方
  • 神経学と免疫学への旅
  • 沖縄戦線での研究生活
  • 引っ越し人生〔ほか〕

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 医学は何ができるか
著作者等 Thomas, Lewis
中野 恭子
石館 康平
トマス ルイス
書名ヨミ イガク ワ ナニ ガ デキルカ
書名別名 The youngest science
出版元 晶文社
刊行年月 1995.10
ページ数 306p
大きさ 20cm
ISBN 4794962258
NCID BN13201714
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
96010962
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想