ピノキオ

C.コローディ 著 ; マリア・パウラ, 山本文子 訳

[目次]

  • もくじ
  • 一 だいくの、さくらんぼおじさんは、子供のようにないたり、わらったりするひとつの木切れをどんなにしてみつけたのでしょうか。 / 9
  • 二 さくらんぼおじさんは、その木切れをかれの友だちのジェペットにあげます。ジェペットはそれでダンスができ、切りあいができ、ちゅう返りもできるすばらしいあやつり人形をつくろうというのです。 / 15
  • 三 うちへ帰るとすぐにジェペットは、あやつり人形をつくりはじめます。そしてピノキオという名をつけます。さてあやつり人形の最初のいたずらは / 22
  • 四 ピノキオと話すこおろぎのものがたり。ここではわるい子供たちが自分たちよりもよくものを知っている者から、なにかと教えられることをいやがっています。 / 31
  • 五 ピノキオはおなかがすいて、たまごをみつけ、おむれつをつくろうとします。けれども、もうすこしというところでおむれつはまどからとんでいってしまいます。 / 37
  • 六 あしを火ばちの上にのっけたままピノキオはねむってしまいます。そしてよく朝目をさましてみると両あしはすっかりやけてしまっています。 / 42
  • 七 ジェペットは家へ帰ると、自分のために持ってきた朝の食事をあやつり人形にあたえます。 / 46
  • 八 ジエペットはピノキオのあしをこしらえなおしてやります。そしてあいうえおの本を買うために自分の上着を売ってしまいます。 / 53
  • 九 あやつり人形のしばいを見に行くためにピノキオは、あいうえおの本を売ってしまいます。 / 59
  • 一〇 あやつり人形たちは、きょうだいのピノキオをみつけて大さわぎをはじめます。けれども思いがけないところへあやつり人形たちのしゅじんマンジャフオーコがあらわれ、ピノキオはあやうくいのちを落としてしまいそうになります。 / 65
  • 一一 マンジャフオーコはくしゃみをしてピノキオをゆるします。そしてピノキオは友だちのアルレッキーノを死からたすけます。 / 70
  • 一二 しゅじんのマンジャフオーコは、ジェペットに持つて行くようにとピノキオに五まいのきんかをあたえます。しかしピノキオはきつねとねこにだまされてかれらについていきます。 / 77
  • 一三 「あかいえび」というやどや / 87
  • 一四 ピノキオは、話すこおろぎの親切なちゅういを聞かなかったために、おいはぎにであいます。 / 94
  • 一五 おいはぎたちは、ピノキオを追いかけます。そしてとうとうかれをつかまえ大樫のえだにかれをぶらさげます。 / 101
  • 一六 うつくしいみずいろのかみの少女は、あやつり人形を家へ連れて来ます。かれをベットにねかせ、生きているのか、死んでいるのかをたしかめるために、三人のいしゃをよびます。 / 107
  • 一七 ピノキオは、おさとうを食べますが、くすりはのみたがりません。けれども死人をかついで行く者が、自分を連れに来るのを見て、くすりをのみます。そのあとでうそをつき、ばちがあたって鼻がのびます。 / 115
  • 一八 ピノキオは、またもやきつねとねこにあい、かれらといっしょに、奇蹟の原へきんかをうめに行きます。 / 126
  • 一九 ピノキオは、きんかをぬすまれ、そのばつにと四カ月のあいだろうやに入れられます。 / 136
  • 二〇 ピノキオは、ろうやから出ると、せん女の家へ帰ろうとします。しかし途中でおそろしいへびにあい、そのあとでわなにかかります。 / 143
  • 二一 ピノキオは、ひとりのひゃくしょうにつかまえられて、にわとり小屋の番をさせられます。 / 149
  • 二二 ピノキオは、どろぼうをみつけます。そして忠実だったごほうびに自由の身にしてもらいます。 / 154
  • 二三 ピノキオは、うつくしいみずいろのかみの少女の死をなげきます。そののち一わのはとにあいます。はとははまべまでかれを連れて行き、ピノキオはそこでお父さんのジェペットをたすけようとして水にとびこみます。 / 160
  • 二四 ピノキオは、仂きばちの島にたどりつきます。そしてまたせん女にあいます。 / 170
  • 二五 ピノキオは、せん女によい子になつて勉強するやくそくをします。というのはかれはあやつり人形でいるのがいやで、よい子になりたかつたからです。 / 181
  • 二六 ピノキオは、学校の友だちとはまべへおそろしいふかを見に行きます。 / 188
  • 二七 ピノキオとその友だちとのおおげんか。そのうちのひとりがけがをして、ピノキオは、おまわりさんにひっぱられます。 / 194
  • 二八 ピノキオは、魚みたいにフライにされてしまいそうになります。 / 207
  • 二九 ピノキオは、せん女の家に帰ります。かの女は、つぎの日ピノキオはあやつり人形にならないで、ほんとうの子供になるでしょうとやくそくしますこの大きなできごとのお祝いに、コーヒーとミルクの盛大な食事がじゅんびされます。 / 217
  • 三〇 ピノキオは、子供にならず友だちのルチニョロといっしょに、おもちゃの国へこっそりと出発してしまいます。 / 232
  • 三一 五カ月のしたいほうだいの生活ののち、ピノキオはきれいなろばの耳がはえてくるのを知ってびっくりします。やがてしっぽがはえすっかり小ろばになってしまいます。 / 243
  • 三二 ピノキオにろばの耳がはえ、そしてほんとうの小ろばになってヒヒンといななきます。 / 256
  • 三三 ほんとの小ろばになってピノキオは売りに連れて行かれ、かれにおどったり輪をとびこえたりすることを教えようとサーカスの座がしらがかれを買います。しかしあるばんびっこになってしまい、その皮でたいこをこしらえようと別の男がかれを買います。 / 268
  • 三四 ピノキオは、海に投げこまれているあいだに、魚につつかれます。そしてもとの通りのあやつり人形にかえります。けれども助かろうと泳いでいるうちにおそろしいふかに食べられてしまいます。 / 283
  • 三五 ピノキオは、ふかのおなかのなかで……だれを見つけたのでしょう? この章をお読みになればわかります。 / 297
  • 三六 とうとうピノキオは、あやつり人形をやめてほんものの子供になります。 / 308

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 ピノキオ
著作者等 Collodi, Carlo
Maria Paula
山本 文子
マリア・パウラ
C.コローディ
書名ヨミ ピノキオ
シリーズ名 少年少女文庫 ; 2
出版元 中央出版社
刊行年月 昭和33
ページ数 330p
大きさ 19cm
全国書誌番号
45031198
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言語 日本語
出版国 日本
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