エプタメロン

マルグリツト 著 ; 澤木讓次 譯

[目次]

  • 目次
  • 序詞 / p2
  • 第一日
  • 第一話 アランソンのある女が色のためと慾のため二人の戀人をつくつたこと、女の裏切に最初に氣づいた方の戀人を女が殺させたこと、女は自分と逃亡中の夫のため罪の赦免をねがつて許されたこと、夫の方がその後なにがしかの金を惜しんで巫術師に話を持ちかけ、ついにことが露見して罰されたこと / p11
  • 第二話 ナヴァル女王の騾馬曳の妻が、いたましい貞潔な最後をとげたこと / p17
  • 第三話 ナポリ國王がさる貴族の妻をわがものとしたが、ついには自分も角を生やしたこと / p20
  • 第四話 ある貴族がフランドルの王女に向う見ずのことを企て、そのため痛い目にあつて恥をかいたこと / p26
  • 第五話 ある渡守の女が自分を手ごめにしようとした二人のフランシスコ派の僧侶の手をのがれ、二人の罪を世間中に知れ渡らせたこと / p33
  • 第六話 片眼の夫が現場をとらえたと思いきや、うまうまと妻君に情夫を逃がされてしまつたこと / p36
  • 第七話 パリーのある商人が自分逹の失敗をごまかすため戀人の母親をだましたこと / p38
  • 第八話 ある男が小間使とまちがえて自分の妻君とねたこと、そして、自分のあとに隣家の主を行かせ、彼女自身は何も知らぬ間に、妻君をねとられたこと / p40
  • 第九話 戀人から慰められるのがおそかつたため、ある貴族があわれな最後をとげたこと / p46
  • 第十話 幾多の計略と佯りを用いて、アマドゥールがフロランドを戀したこと、および、フロランドの天睛れな貞潔さ / p52
  • 第二日
  • 第十一話 あるフランシスコ派の僧侶が說敎の時におどけた話をしたこと / p82
  • 第十二話 不自由な結婚生活をしていたある太公が己れの目論見をはたすため不法なことをして、惡心ゆえに正しい罰を受けたこと / p85
  • 第十三話 あるガリー船團の隊長が、ある貴婦人を戀して、信仰の假面をつけたこと、およびその後のなりゆき / p92
  • 第十四話 ミラノのさる貴婦人を戀していた貴族が、たくみに彼女と戀仲の親友になりすまし、ついに長年の思いをとげたこと / p107
  • 第十五話 國王の宮廷につかえるある貴婦人が、自分をすてて他に戀人をつくつた夫に仕返しするため、自分も戀人をつくつたこと / p113
  • 第十六話 ミラノのある貴婦人が戀人をためしてその動ぜぬすぐれた心をみとめ、心から彼を愛すようになつたこと / p125
  • 第十七話 フランソワ王が、御自身の殺害をはかつたギヨーム伯にたいして寬仁大度をしめされたこと / p130
  • 第十八話 ある美しい貴婦人が自分の名譽を許すまえに、戀人の若い學生をためしたこと / p134
  • 第十九話 二人の相思の男女がそわれぬのを悲觀して世をすて、男はサン・フランソワ僧院に、女はサント・クレール尼院に入つたこと / p139
  • 第二十話 ある貴族が、自分に心をゆるしてくれぬ戀人が、馬丁の腕にだかれているところを見つけた瞬間に、はからずも戀の病から癒えたこと / p150
  • 第三日
  • 第二十一話 ある名家の娘と、さる落胤の淸いみごとな戀、二人の結婚を女王がさまたげたこと、および女王への娘の返事 / p155
  • 第二十二話 宗敎改革派のみる修院長が僞善の假面のかげに、手をかえ品をかえて敬虔な修道女の誘惑をこころみたこと、およびその惡企みがついに露見したこと / p173
  • 第二十三話 ある家で三件の殺人がおきたこと、すなわち、邪なフランシスコ派の僧侶のため、貴族とその妻と子が犧牲になつたこと / p183
  • 第二十四話 ある貴族の女王にたいするたくみな愛の表白、およびそのなりゆき / p189
  • 第二十五話 パリーの代言人の妻君をわがものにするため、さる若君がたくみな手段をもちいたこと / p200
  • 第二十六話 さるやんごとない若君がパンプリューヌの貴婦人に思いをとげようとして、面白いことを言つて口說いたこと / p205
  • 第二十七話 あるお目出度い秘書官が向う見ずにも、同僚の妻君に言い寄つてとんだ恥をかいたこと / p218
  • 第二十八話 ある秘書官がさる人物をだまそうとして、あべこべにだまされたことの次第 / p220
  • 第二十九話 頓馬な村人が妻君を村の司祭にねとられて、その上、あつさり欺されたこと / p223
  • 第三十話 人間の脆さの驚くべき實例、己れの不名譽をおゝいかくそうとして、さらにふかい罪におちた婦人の話 / p225
  • 第四日
  • 第三十一話 さるフランシスコ派の僧侶が、不倫の快樂をとげるためにおかした呪うべき殘虐行爲、および、彼の受けた罰 / p233
  • 第三十二話 ある夫が不義の妻にあたえた、死よりも苦痛な罰 / p238
  • 第三十三話 行いすましていると見せて、妹を懐姙させた不倫破廉恥な僧侶の話、および、彼の受けた罰 / p242
  • 第三十四話 二人のフランシスコ派の僧侶が好奇心にかられて盜み聞きをしたため、とても煩悶して、そのため死ぬ思いをしたこと / p246
  • 第三十五話 あるフランシスコ派のお坊さんにうちこんだ妻君の戀をさますため、ある賢い夫がもちいたからくり / p250
  • 第三十六話 グルノーブルの法院長が妻の不義を知り、己れの名譽を傷つけずにたくみに結末をつけて、復讐をとげたこと / p257
  • 第三十七話 夫を道ならぬ愛の苦しみから救つた、ある妻の忍耐づよい行い / p261
  • 第三十八話 トゥールの町のある女が不義の夫にたいしてとつた記憶すべき慈愛の行爲 / p265
  • 第三十九話 幽靈退治の妙策 / p268
  • 第四十話 さる領主が結婚の事實を知らずに義弟を殺したこと / p270
  • 第五日
  • 第四十一話 あるフランシスコ派の僧侶がある若い娘に命じた一風變つた贖罪 / p277
  • 第四十二話 フランスのさるやんごとない君の執拗な求愛をしりぞけたある娘の貞潔さ、および、彼女の得た上々の首尾 / p281
  • 第四十三話 宮廷のさる猫かぶりの貴婦人が、誰にもかくしているつもりで戀の亂行をはじめたため、化の皮をはがされたこと / p290
  • 第四十四話 たくみに戀の果實をつんだ二人の戀人の話、および、二人の得た上々の首尾 / p295
  • 第四十五話 ある夫が聖孩日の鞭打を小間使に加えたことにして、單純な妻君をだましたこと / p302
  • 第四十六話 夫が妻を打つのを大罪だと言つた、あるフランシスコ派の僧侶の話 / p306
  • 第四十七話 ル・ペルシュのある貴族が友人の友情にあらぬ疑をかけたため、友人は疑われたことを貴族にたいして本當にやつて見せたこと / p308
  • 第四十八話 二人のフランシスコ派の僧侶がかわるがわる結婚初夜の夫の權利をおかし、そのためしたゝか罰されたこと / p312
  • 第四十九話 たくみに人目しのんで幾人もの男をもてあそんだ伯爵夫人の話、および、その行狀が明るみにだされた次第 / p315
  • 第五十話 ある貴族が放血手術を受けたのち、戀人よりすべてを許され、そのため命をおとしたこと、および戀人も彼のあとを追つて命をたつたこと / p320
  • 第六日
  • 第五十一話 あるイタリー人の背信と殘虐 / p324
  • 第五十二話 藥劑師の下僕が代言人と貴族にだしたきたない朝食 / p328
  • 第五十三話 愛する貴婦人に執拗につきまとう貴族をしりぞけるため、ある公爵が自ら手をくだしたこと / p331
  • 第五十四話 あるお人好の貴婦人が、夫が小間使と接吻するのを見たのに笑つただけですまし、他の理由を言わぬため、自分の影を見て笑つたと答えたこと / p337
  • 第五十五話 夫の遺言による遺產の處分をたくみにさばいたあるスペインの女の話 / p340
  • 第五十六話 あるフランシスコ派の僧侶がぺてんをはたらいて、同僚の僧侶を美しい若い婦人と結婚させ、そのため二人とも罰を受けたこと / p342
  • 第五十七話 短外套の上に女の手袋を飾りにつけた、ある英國貴族の滑稽な話 / p348
  • 第五十八話 宮仕えのさる貴婦人が己れの戀人の浮氣におもしろい仕返しをしたこと / p351
  • 第五十九話 妻の侍女をひそかに手なずけようとした貴族が現場を妻におさえられた話 / p355
  • 第六十話 夫をすてて詠歌僧のあとを追つたパリーのある女が、その後死をよそおつて自分を埋葬させた話 / p360
  • 第七日
  • 第六十一話 オータンのある司敎會士を驚くべき執拗さで愛しつづけた無恥なブルゴーニュ女の話 / p366
  • 第六十二話 ある貴婦人が他人のことを話すような口ぶりで自分の色ごとを話しているうち、ついうつかり口をすべらして自分の秘密をばらしてしまつたこと / p372
  • 第六十三話 さるフランスの大家の君のすぐれた潔白な行い / p374
  • 第六十四話 求婚をむげにしりぞけられたある貴族がフランシスコ派の僧侶になつたこと、およびそれを見た彼の戀人がおなじ償いをわが身に課したこと / p378
  • 第六十五話 リヨンの聖ヨハネ寺院に一本の火をともした蠟燭を献じに行つた單純な老婆が、墓の上に眠つている兵士の額にそれを立てたこと、およびその成行き / p384
  • 第六十六話 ナヴァルの國王と女王に起つた面白い話 / p386
  • 第六十七話 異鄕に於けるある婦人の世にもはげしい愛情と不屈さ / p388
  • 第六十八話 ある女がちよつと可愛がつてもらいたいばつかりに、斑猫の粉末を夫にくわせ、そのため夫は死ぬような思いをした話 / p391
  • 第六十九話 あるイタリー人が女中にしてやられ、女中の身代りに篩をかけているところを妻君に見つけられたこと / p394
  • 第七十話 邪戀に狂う太公妃がついにわが身を亡し、さらに二人の立派な戀人の命を奪つたこと / p396
  • 第八日
  • 第七十一話 臨終の床の妻君が、夫が小間使に抱きつくのを見てかつとなり、そのため病氣がなおつたこと / p417
  • 第七十二話 ある修道女が、手ごめにされたわけでもなく愛にほだされたわけでもないのに純潔を失い、それをたえず悔みつづけたこと / p419
  • 註 / p424
  • あとがき / p439

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 エプタメロン
著作者等 Marguérite d'Angoulême
沢木 譲次
Marguerite Reine de Navarre
澤木讓次
マルグリツト
書名ヨミ エプタメロン
書名別名 L'Heptaméron
シリーズ名 世界文學選書 ; 10
出版元 三笠書房
刊行年月 1949.10
ページ数 445p
大きさ 18cm
NCID BA31973728
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全国書誌番号
20273844
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言語 日本語
出版国 日本
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