夢野久作 著
ウラジオストックの乞食紳士が語る、ロマノフ王家の宝石にまつわる美しくも怪奇な物語とは。久作美学の結晶ともいうべき表題作「死後の恋」のほか、セントルイスで開かれた万国博覧会に、烏龍茶の店を建てるために渡米した江戸っ子の大工が遭遇する恐怖の事件「人間腸詰」、江戸川乱歩が絶賛した因縁譚の傑作「押絵の奇蹟」など、異色のミステリ・全10篇。戦前の探偵小説文壇の中で、ひときわ異彩をはなつ巨星・夢野久作の、代表的な傑作を厳選した怪奇探偵小説集。
「BOOKデータベース」より
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