網野善彦 ほか編
日本人の民俗文化を漂泊の生活、漂泊民のまなざしによってとらえかえしたら、いったい何が見えてくるか。それが本巻に収められた論文の共通テーマである。境界の内部にいるものが定住民であるとすれば、その境界をふみ破るものが異人たちであり、越境の旅を続けることで聖地巡礼が成立した。そういう漂泊民の根拠地が山や海にあったことが重要である。
「BOOKデータベース」より
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