ポール・フライシュマン 作 ; 谷口由美子 訳
その小さな部屋は、新しい命の誕生をむかえ、また家族のだれかに永遠の別れをつげるための、神聖な場所だった。百年に近い年月、誕生と死とが小さな部屋の戸を出入りし、窓からは遠く、世の中の移り変わりが伝わってきた。死を前にしたひとりの老婦人が語る、十九世紀から二十世紀にかけてのあるアメリカの家族の歴史。
「BOOKデータベース」より
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