卒業論文のテーマと書き方

野町二 著

[目次]

  • 目次
  • はしがき / 3
  • I. 文学研究論文の目的と方法-学生にとっての問題点- / 1
  • 文学作品の「解釈」と「論」
  • 論文としての形体
  • 「所感」を述べるだけでは論文にならないこと
  • いわゆる「印象批評」と論文の「独創性」
  • 学生の論文テーマ選択と,扱いやすいテーマ・扱いにくいテーマ
  • 「通俗作家」の扱い方につき
  • 手当り次第のテーマ選択
  • べた惚れ無批判では論文にならないこと
  • 「おれはこう思う」式の議論につき
  • II. 劇作品 / 17
  • 劇脚本の特殊性
  • Othelloからの例:
  • 同じせりふがまったくちがう意味にとられる例
  • 有名俳優の解釈が喰いちがう例
  • よみ方によってセリフの含意がまったく変る例
  • Browning(劇的独白)のセリフの含み
  • Galsworthyのとがき
  • Tennessee Williamsの雰囲気指示のとがき
  • Shakespeare
  • The Comedy of Errorsからの顕著な一例
  • (付) 議論の進め方につき
  • III. 詩 / 32
  • 論文のテーマとしての扱いやすさのこと
  • Emily Dickinson.精密な分析の例
  • 解釈不可能な部分のある作品の取扱い方。Keatsへのreference
  • Christina Rossetti.とっつきやすくそれでいて扱いにくいというタイプの詩人につき
  • 比較によって特色を浮彫りにすること。R.L.Stevenson
  • 別々の作者に出てくる相似章句の取扱いについての注意。
  • A.E.Housmanとの比較
  • Wordsworth:
  • `The Solitary Reaper'.その構成と創作方向の分析
  • `Lucy Poems'からの2編と試みに構造を比較してみる
  • IV. 短編小説 / 93
  • 論文としての扱いにくさ
  • Katherine Mansfield
  • T.F.Powys
  • 書き出しと結尾
  • R.L.Stevenson
  • `Will o'the Mill'を例として
  • Poe
  • 問題点のつかみ方。実例
  • (付) 「序論」と「結論」
  • 章の構成
  • V. 長編小説 / 107
  • 本筋と揷話
  • Hemingway
  • A Farewell to Armsの会話部分
  • Hardy
  • 小説と「通俗性」の問題
  • George Eliot
  • The Mayor of Casterbridge
  • Tess of the d'UrbervillesとJude the Obscure
  • TessとSueの性格についての疑問
  • Hardyの作の前後照応と異様な複雑さ
  • 研究としてのよみ方の3つの段階
  • 精密よみとnotesの整理
  • 読者自身の心的反応の分析
  • 音楽演奏・絵画鑑賞との比較
  • Tess of the d'Urbervillesを例としての分析演習:`Explanatory Note'&`Preface'
  • Chapters1~5.
  • Chapter14.
  • Chapter30.
  • 結語 / 196
  • INDEX / 199

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 卒業論文のテーマと書き方
著作者等 野町 二
書名ヨミ ソツギョウ ロンブン ノ テーマ ト カキカタ
出版元 研究社
刊行年月 1964
ページ数 201p
大きさ 19cm
ISBN 4327480096
NCID BN04374019
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
64012823
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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