本多久夫 著
サカナもトリもケモノも、生物はそれぞれの種が独自の形をつくり、多様性を競っている。その形づくりはどのようになされるのか。著者は「シート構造」によってこの疑問に答えようとする。遺伝子の一次元の情報は二次元シートである胞胚に集約され、このシートが様々に変形して三次元の生物体を形成するのである。ヒトは五つ穴のドーナツ状シート。種々の多様性は変形の差違に由来する。生物の自己組織性をめぐる新たなチャレンジ。
「BOOKデータベース」より
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