東京焼尽

内田百間 著

[目次]

  • 第一章 一機の空襲警報 / 13
  • 第二章 空襲の皮切り / 18
  • 第三章 神田日本橋の空襲 / 20
  • 第四章 東海の激震 / 22
  • 第五章 深夜の警報頻り也 / 24
  • 第六章 用水桶の厚氷 / 27
  • 第七章 大晦日の夜空に響く待避信號の半鐘 / 30
  • 第八章 鹿が食ふ樣な物でお正月 / 33
  • 第九章 殘月と燒夷彈 / 35
  • 第十章 サーチライトの光芒三十幾條 / 37
  • 第十一章 ラヂオ取附 / 40
  • 第十二章 銀座の爆彈攻擊 / 42
  • 第十三章 立春の翌零下七度 / 45
  • 第十四章 丸ノ內精密爆擊の流言 / 47
  • 第十五章 艦載機の初襲來 / 50
  • 第十六章 春雪降り積もる / 55
  • 第十七章 雪天の大空襲 目と鼻の近所へ爆彈落下す / 56
  • 第十八章 雀 / 60
  • 第十九章 神田は已に無し 春空に高射砲の白煙團團 / 62
  • 第二十章 無事の幾日 / 64
  • 第二十一章 荻窪の友人の家吹飛ぶ / 67
  • 第二十二章 何年振りのキヤラメル / 69
  • 第二十三章 三月十日の大空襲 / 71
  • 第二十四章 主治醫邸の燒け跡 / 74
  • 第二十五章 戰戰兢兢の蜚語 月桂冠の夢 / 76
  • 第二十六章 お粥腹の戰時浮腫 上方名古屋の空襲にてこちらは安泰 / 79
  • 第二十七章 三年坂名殘りの枝垂櫻 刺戟に生きる明け暮れ / 84
  • 第二十八章 めんこの地雷火の樣に爆彈炸裂す / 87
  • 第二十九章 又空襲繁し 最初の照明彈と時限爆彈 恐ろしかつた四月四日の未明 / 90
  • 第三十章 春光の大空をおほふ敵機の大群 / 95
  • 第三十一章 道もせに散りしく近火の火の子 燃えながら空に浮かんで流れる庇 四谷牛込の大半灰燼に歸す / 101
  • 第三十二章 息もつがずに又大空襲 品川大森一帶の火の海 女囚の如き勤勞奉仕 / 105
  • 第三十三章 風聲鶴唳 硫黃島のP51大擧來襲す ベネヂクチンのドオム酒 / 108
  • 第三十四章 獨逸最後の日 半年振りのお風呂 ラヂオで苦勞する / 113
  • 第三十五章 「陽氣の所爲で神も氣違ひになる」 國民生活の崩壤目ざましき許り也 / 119
  • 第三十六章 小型機の來襲頻り也 借り米嵩む 四谷驛の燕の巢 大政翼贊會消滅す / 126
  • 第三十七章 暫らく靜かだつた後の大空襲 火達磨になつた敵機飛び廻る その前夜 / 135
  • 第三十八章 その晩 土手のしののめ / 141
  • 第三十九章 小屋暮らしの始まり 橫濱大空襲の煙塵 / 152
  • 第四十章 廢墟の東京驛 小屋の安住の三條件 / 158
  • 第四十一章 小屋の明け暮れ 洗ひ流しの御飯を食べる / 161
  • 第四十二章 大內山の森に沈む金色の夕日 家內の無熱丹毒 お金が有り餘りて使ひ途無し / 169
  • 第四十三章 夢心地の警報は甘い音に聞こえる 雨夜の空襲警報 日本海へ機雷投下に行く敵機 / 174
  • 第四十四章 榮養不足の執拗な下痢 「出なほし遣りなほし新規まきなほし」 大阪名古屋に大型中型の爆彈投下 / 182
  • 第四十五章 珍らしや普通の火事の火の手 もともと無かつた物を燒失せり 腐つた芋を食ひて家內發熱す / 189
  • 第四十六章 罐詰を盜んだとの濡れ衣 雷鳴か敵襲か きたない灰色の夜明け / 195
  • 第四十七章 敵機動部隊の艦上機頻りに來襲す 地方の諸都市次ぎ次ぎに燒亡す / 200
  • 第四十八章 運命とはB29である 木ノ葉便所 お米は昨日限りもう一粒もなし / 204
  • 第四十九章 八重洲口に落ちた爆彈の爆風 B29も記憶の中の古里を燒く事は出來ない 古い岡山の思ひ出 / 210
  • 第五十章 その晩の囘想 十九年十一月以前の警戒警報の意味 蚤に喰はれ團子ばかり食ふ 氣候甚だ不順也 / 216
  • 第五十一章 仰願寺蠟燭の殘り少し 澱粉米 二ケ月振りに電燈ともる 江戶川アパートへ移りたい / 221
  • 第五十二章 天龍川河口の艦砲射擊 艦上機の攻擊繁く一日頻囘の空襲警報 鶴見の爆彈攻擊 八王子立川水戶及び長岡富山の燒夷彈攻擊 總數六百機の來襲也 八王子立川の夜空の赤い入道雲 / 228
  • 第五十三章 配給所に米無し 前橋高崎澁川の燒夷彈攻擊 瘦せた相撲取り / 233
  • 第五十四章 田無荻窪の工場地帶の爆擊 二ケ月半の垢を洗ふ行水 廣島の原子爆彈の後なればこはい B29一機の侵入に空襲警報鳴る 露西亞宣戰す / 239
  • 第五十五章 敵潜水艦下田を攻擊す 大本營の中で書類を燒き捨てる火の手 なほ各地の燒夷彈攻擊續く / 243
  • 第五十六章 戰爭終結の詔勅 八月すでにこほろぎ鳴く もうお仕舞かと思ふのにまだ防空警報鳴る 八月十八日がその最後か 燈火管制の廢止 準備管制も撤廢 / 248

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 東京焼尽
著作者等 内田 百間
書名ヨミ トウキョウ ショウジン
書名別名 Tokyo shojin
出版元 大日本雄弁会講談社
刊行年月 1955
ページ数 261p
大きさ 19cm
NCID BA32882672
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
55002853
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

Yahoo!ブックマークに登録
この記事をクリップ!
Clip to Evernote
このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想