木原弘二 著
痛風は、金持がかかる病気とされたり、歴史上有名な人物が悩まされたことから,逸話に富む病気の一つである。現在では適切な予防を講ずれば心配ないが、その昔は指を切断されるような重い病気であった。本書は痛風の医学を歴史的に辿り、原因物質"尿酸"を介して有機化学、生化学の黎明期へ導く。最後に、遺伝的な「体質」に依存して起きる病気の事例研究として痛風を捉えなおし、"病気の生物学"という新しい課題を提起する。
「BOOKデータベース」より
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