都筑道夫 著
「助けてください。わたしは閉じこめられているんです」宿直員をしている一郎の枕元に電話に、深夜、若い女のおびえたような声がとびこんできた。なぞの電話は翌日も、そして翌々日も深夜にかかってきた。窓からは風見鶏のある屋根とお墓の五輪の塔が見えるというのだ。セールスマンの彼は、仕事の合間に必死でそんな光景の場所を探しはじめた。そして65日め、ついに女が閉じこめられているらしい家を発見した。が…この「風見鶏」をはじめ、怪談の秀作13篇を収録。
「BOOKデータベース」より
情報を取得できませんでした。
件が連想されています
ページトップへ