自立と共生の世界史学 : 自国史と世界史

吉田悟郎 著

世界史という学問の専門領域は何故ないのか!世界史学的方法の模索と提言。日本史・西洋史・東洋史の三分法、三研究室体制を超えて、国家・民族が相互浸透し複合しあい反発しあう場=第三世界を包み込む、主体的な世界史像の自主形成をめざす。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1編 歴史学研究と歴史教育の問題点(世界史認識をめぐる問題状況
  • 世界史教育と教科書
  • 教科書風世界史像をのりこえてゆくために
  • 世界史の絵本を訳し終えて
  • 『世界現代史』を読む)
  • 第2編 「日東西三分法」の問題性(世界史のなかの「西洋史」
  • 世界史のなかの「東アジア」
  • 「外国史」でしかない世界史
  • 西洋史演習のなかでの「日本史」イデオロギーの発見)
  • 第3編 「日本史と世界史」から「自国史と世界史」まで(自国史と世界史
  • 国際交流と世界認識
  • ブルガリアの自国史教科書に学ぶ
  • フィリピンの自国史教科書に学ぶ
  • 「日本人、モウル人打まじり見せ出し申候」
  • 近代ギリシア史を読み合わせて)
  • むすび「自国史と世界史」という課題について考える

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 自立と共生の世界史学 : 自国史と世界史
著作者等 吉田 悟郎
書名ヨミ ジリツ ト キョウセイ ノ セカイシガク
出版元 青木書店
刊行年月 1990.5
ページ数 260p
大きさ 20cm
ISBN 4250900169
NCID BN04645105
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全国書誌番号
90036354
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言語 日本語
出版国 日本
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