コフート自己心理学セミナー  1

ハインツ・コフート 述 ; ミリアム・エルソン 編 ; 伊藤洸 監訳

自己愛パーソナリティ障害の概念は、DSM‐3でとりあげられ、またカーンバークとコフートが幼児期の誇大自己の観点から論じ、今日もっとも注目を浴びる理論の一つとなっている。コフートの理論は、被分析者の自己愛の検討から出発した。そして、フロイトが欲動と防衛を重視するのにたいし、二つの極を持った自己なるものを考えた。本書はコフートが行なった講義と討論の記録をまとめたものであり、難しいとされる理論が、わかりやすく述べられ驚くほど平易に説かれている。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 自己愛をめぐっての価値判断
  • 第2章 自己愛と対象愛の分離した発達ライン
  • 第3章 自己評価が形成される早期段階
  • 第4章 共感的環境と誇大自己
  • 第5章 自己評価を調節する心的構造の形成
  • 第6章 賞賛する自己対象と理想化された自己対象
  • 第7章 内在化された価値、理想、目標の獲得

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 コフート自己心理学セミナー
著作者等 Elson, Miriam
Kohut, Heinz
伊藤 洸
エルソン ミリアム
コフート ハインツ
書名ヨミ コフート ジコ シンリガク セミナー
書名別名 The Kohut seminars on self psychology and psychotherapy with adolescents and young adults
巻冊次 1
出版元 金剛
刊行年月 1989.10
ページ数 189p
大きさ 22cm
ISBN 4772403248
NCID BN04064893
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全国書誌番号
90003452
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言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本
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