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ほらふき船長航海記
A.ネクラーソフ 著 ; 榊利夫 訳
[目次]
- 序章 空想と冒険の精神を愛する読者に、作者まずは主人公ブルンゲリの紹介から口火を切らん / 7
- 第一の章 助手長ロームが、唯一の泣きどころたる英語早おぼえ法の秘伝を船長から授かりたること / 13
- 第二の章 航海第一頁のノルウエー峡湾で、手はじめに船長が放ちたるは胸のすくクリーン・ヒット / 24
- 第三の章 愛玩動物としかみなされないリスが、ときに航海のりっぱな立役者となりうるということ / 42
- 第四の章 オランダニシンの漁にイカサマカルタ師の腕前を利用してメデタシメデタシとなれること / 55
- 第五の章 旦那と乞食の思い違いから決闘-友情-栄光を得たる、紳士国イギリスでの禍福転変の巻 / 63
- 第六の章 船長が、天文学的測定の新しい方法を発見し天才的な軍事のかけひきの披露におよぶこと / 77
- 第七の章 イカサマカルタ師フックスが、ずばぬけた農業知識を発揮して一行の危急を救いたること / 90
- 第八の章 おぼえずも氷山の頂上に鎮座まします「不幸号」、ここ変幻たえまなき南極洋上でのこと / 106
- 第九の章 東方のある大国代表クサキ提督との出会いから無人島での楽しくもつらいロビンソン物語 / 118
- 第十の章 ロームよいずこ、大海に投げだされて船ともおさらばの一行が波のまにまにただようこと / 127
- 第十一の章 ワイキキの浜辺でハワイアンギターを奏でる船長とフックスの演奏が聴衆をわかせること / 132
- 第十二の章 消火器によるヤマタノオロチたいじに意気あがる、アマゾン流域をゆくブルンゲリ武勇伝 / 142
- 第十三の章 リオデジャネーロで再会した「不幸号」が再度砂糖袋をつまれて沈没のうきめにあうこと / 151
- 第十四の章 カンガルーの助けをかりてゴルフ競技に大勝するという、南のはてシドニーでの珍ゲーム / 160
- 第十五の章 オクスフォード大学出身の完全武装した野蛮人のこぼすぐち話にいたく胸をうたれること / 176
- 第十六の章 帆の代りにあげたタコにのせられて孫悟空よろしく天空高く消えさるロームよ、いずこへ / 184
- 第十七の章 「不幸号」のとりかえしつかぬ不幸に加えて富士山麓にまいおりたロームの災厄やいかに / 191
- 第十八の章 いつしかイギリス船の石炭庫にひびきわたる悪魔の声にも似たロームと一行の感激の対面 / 197
- 第十九の章 カナダでの部下の軽はずみな買いものに船長がみごと代数の法則をあてはめてみせること / 204
- 第二十の章 ユーコンをへて歩一歩なつかしのふるさとへ船長一行の思いで多き奇行の数々に栄光あれ / 210
- 終章 めでたくその幕をとじた遠洋航海にちょいおまけをつけ加える作者のサービス精神やよし / 219
- 訳者のあとがき / 225
「国立国会図書館デジタルコレクション」より
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