哲学の課題

藤沢令夫 著

今日、哲学の伝統的なあり方に対して<反哲学><脱構築>が声高に叫ばれている。その批判の本質が何であるかを見極める一方、他方で哲学の誕生の時点で「実践」対「観照」という図式がいかに定式化されたか、その後の科学と技術の驚異的な展開に関わらせて明快に論ずる。それらの作業を通して、哲学の本来の課題と有効性を徹底的に追求する本書は、まさに真の意味での哲学復興の書であると言えよう。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 哲学の基本的課題と現実的課題(「哲学」(philosophia)について
  • 現代の状況
  • プラトンによる<非哲学>の同定
  • 「巨人族」の大勢支配
  • 現代の状況の再確認と哲学の基本的・現実的課題)
  • 2 実践と観想-その主題化の歴史と、問題の基本的筋目(はじめに
  • 「祭礼の比喩」予診
  • プラトンにおける「実践」と「観想」
  • イソクラテスの実践哲学と若きアリステレスの主張
  • 「著作集」(Corpus)におけるアリストテレスの問題定型化
  • 「科学技術」(観想+製作)の成立とその動態
  • 「実践と観想」-問題の基底構造)
  • 3 現代哲学についての考察と反省(二つの間のつき合わせということ
  • 観測の基準座標の設定-二分極構造の概念枠について
  • 「言語的転換」について
  • さらなる確認-倫理学と科学論において
  • 「ギリシア以来の哲学の伝統」の単純総括の風潮
  • おわりに)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 哲学の課題
著作者等 藤沢 令夫
書名ヨミ テツガク ノ カダイ
書名別名 Tetsugaku no kadai
出版元 岩波書店
刊行年月 1989.3
ページ数 210, 3p
大きさ 19cm
ISBN 4000014544
NCID BN03345117
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全国書誌番号
89031775
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言語 日本語
出版国 日本
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