反射概念の形成

ジョルジュ・カンギレム [著] ; 金森修 訳

機械論的生理学者デカルトを反射概念の形成者と仰ぐ19世紀の生理学史家たちの判断は正当だったか、史的展開の論理的透明性を自明化する説明論者の虚構を拒絶し、歴史過程が本性的にはらむ逆説的非連続性の具体例を厖大な史料を検証し論証する科学認識論の古典。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 デカルト以前の筋肉運動を巡る問題状況
  • 第2章 不随意運動を巡るデカルトの理論
  • 第3章 トマス・ウィリスによる反射運動概念の形成
  • 第4章 炎と燃える魂
  • 第5章 無頭の動物と有機体の交感
  • 第6章 ウンツェルとプロハスカ
  • 第7章 19・20世紀における反射概念の沿革の歴史
  • 補違 ウィリスのテクスト抜粋

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 反射概念の形成
著作者等 Canguilhem, Georges
金森 修
カンギレム ジョルジュ
書名ヨミ ハンシャ ガイネン ノ ケイセイ
書名別名 La formation du concept de réflexe aux ⅩⅦ[e] et ⅩⅧ[e] siècles. 2. éd. rev.et augm

デカルト的生理学の淵源
シリーズ名 叢書・ウニベルシタス 264
出版元 法政大学出版局
刊行年月 1988.12
ページ数 288, 10p
大きさ 20cm
ISBN 4588002643
NCID BN02930370
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全国書誌番号
89018974
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 フランス語
出版国 日本
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