諏訪望 著
約20年にわたる、内因性精神病および心因性障害を対象とした、著者らの多角的な精神生理学的研究は、両疾患の病像の基盤となっている情動障害と、自律神経内分泌系の機能との関連性を追求し、その相互の関係を明らかにするなどの注目すべき成果をあげてきた。本書では、それらの成果をさらに発展させ、内因性精神病と心因性障害の統合的解釈へ向けての模索、そして精神分裂病の病因に対する有力な仮説が呈示される。
「BOOKデータベース」より
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